東洋システムが大口径ファンを開発

東洋システム(株)(安田勝彦社長―岐阜県各務原市金属団地97-4)は、ファン製造メーカーのイタリア・ペリコリ社と省エネ・高効率大口径ファン(ファン径127センチ=50インチ)の開発に取り組んでいたが、同社従来品に比べ、消費電力を10~15%削減し、風量は10~15%アップさせた省エネ・高効率ファンの開発に成功したと発表した。
同ファンは、電気代が特に高い日本市場向けの世界最高水準の大口径ファンとして注目されている。大口径ファンはトンネル換気レイヤー鶏舎のほか、システム型開放鶏舎の夏場対策、トンネル換気ブロイラー鶏舎に需要が増えつつあり、東洋システムは温室関係にも販路を広げ、量産によるコストダウンにも注力したいとしている。

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