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コッコファームが「実農(みのう)学園」を開校

2001.12.05発行
 農業生産法人、(有)コッコファーム(松岡義博社長―熊本県菊池市)は、実践的な農業後継者や、新規就農者を養成する農業体験学校「実農学園(みのうがくえん)」を今年4月に開講した。
 同学園は2年間の全寮制で、養鶏を中心とした農業の基礎知識や技術の習得から、生産技術のみならず加工・販売・研究開発などを多角的に学べるカリキュラムが用意されている。応募資格は、18歳から30歳くらいまでの男女で、養鶏の経験は問わない。定員は20人で、定員に達するまでは随時募集を行なっている。
 必要経費は、入学金の10万円(実習服2着分、傷害保険料含む)と、個室学生寮の敷金としての10万円の計20万円。敷金の10万円は、退寮時に補修費用を差し引いて返還される。毎月の授業料、寮費、食費(3食)、水道光熱費は学園が負担する。さらに、入学後3か月目からは、研修手当として毎月3万円が支給される(償還不要)。
 2年間の実習スケジュールは、最初の半年間を「基本コース」として基礎知識、技術の習得、コッコファーム内での基礎的な養鶏のノウハウを学び、農業人としての体力も養う。続く半年間を「実践コース」とし、応用技術養成期間にあてる。研修生自身の人生設計を描く期間として位置付けている。2年目の1年間が「完成コース」で、経営技術の習得と具体的な営農プランの作成、新規就農の準備期間にあてる。
 実際の授業は、午前8時から午後5時までが実習、夕食後、午後7時から9時までが講義(実習は月〜土曜日、講義は月〜金曜日)。週40時間の実習と夜間の講義を通じて、実践的な農業のノウハウを身につけていく。実習の場所はコッコファームの各部署。
 松岡社長は、実農学園を設立した経緯について、「農村の若者が農業に魅力を感じられなくなっている一方で、都会には農業と自然の中での生活に夢を託したいと考える人が増えている。農業に魅力を感じている人達に農業の基本を学んでもらい、新規就農のプランニングから営農まで、自力で始められるだけの幅広い力を習得していただくためのもの」と説明するとともに、「これからの農業は、第6次産業。すなわち、第1次+第2次+第3次=第6次。20世紀に農業が衰退したのは、加工・流通といった川下のプロセスで、イニシャチブを握れなかったためである。生産物を消費者に届けるまで責任が持てる幅広いノウハウを身につければ、農業は非常に魅力ある職業になると思う。実農学園で自立できる農業のノウハウを学んでほしい」と期待を寄せている。
 詳細は、農業体験学校「実農学園」(電0968・24・0007)学園長の横山孝一氏まで。



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