新「農林水産省」発足

中央省庁の再編に伴う新しい農林水産省が1月6日、発足した。これまでの経済局、農産園芸局、畜産局、食品流通局、構造改善局の5局体制を、総合食料局、生産局、経営局、農村振興局の4局に整理統合し、畜産局は部として、まるごと生産局に吸収された。また、4月からは、家畜改良センターや試験研究機関などが17の独立行政法人に移行する。生産局畜産部の組織は畜産企画課、畜産技術課、牛乳乳製品課、食肉鶏卵課、飼料課、衛生課、競馬監督課の7課となるが、これまでの畜政課の一部が生産局総務課に移り、畜政課の畜産総合対策室、振興推進室、経営課で新しい「畜産企画課」に、また、流通飼料課と自給飼料課が一体となって「飼料課」となった。家畜生産課は「畜産技術課」に名称が変更となり、従来の養鶏班は鶏だけでなく豚やめん羊を加えた中小家畜班となる。なお、食肉鶏卵課、衛生課はほぼ従来通りとなっている。

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